こんにちは、船原です。
今日は僕の恋愛遍歴を書きたいと思います・・・
というのは嘘で、
単にすごいコピーだなーと思ったので、
こういうタイトルにしました。
おそらくですが、
本日のメールの開封率は
かなり上がることでしょう。
「いつもクソ真面目でつまらんことばかり書く船原が、
今日はなんだ?」
ということで、
いつもはスルーしているのに開封された方も多いでしょう。
そういうかたに対して、
ちょっと騙したことになってしまいました。
すみません。
僕が何を言いたいのかというと、
言葉というか文字というか、
コピーの威力って思っている以上にすごいということです。
僕は努めて合理的に生きようと考えてますし、
ここで書く内容も合理的に、論理的に、理性的に、
できるだけ感情を排除して書こうとしています。
しかし、
実際の船原はそんな理性的な男ではなく、
かなり感情豊かな感じです。
実際にお会いした人から
「船原さんはもっと鉄のような男と思ってました」
と言われることも多いのですが、
それは本当に努めてそういう文章を書くようにしているからです。
人間、
感情の生き物です。
感情があるから、
自分ですよね。
もし、感情がなくて、
論理的にしか動かないとしたら、
僕らのビジネスは破綻必至。
だって、
僕らは生きていくには必要のないものばっかり売ってますからね。
服とかもそうです。
たしかに、
暖かくしたり、涼しくしたり、清潔にしたり、
最低限の場所を隠すために服は必要ですが、
それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、
人間、自分を着飾りたいという感情がありますし、
人を好きになったり、信頼したりする感情も外見から来ますから、
服は人間の感情を動かすためには重要です。
時計もかばんも靴も、
本来の機能とはまったくかけ離れたところが
「付加価値」
となって、
そこにお金を払う人が多いわけですね。
エルメスのかばんが高いのは
生きて行くための物資をいっぱい入れられるからではなく、
それをその価格でも欲しいと思う人が多いからです。
論理ではなく、感情で欲しいし、
そもそもエルメスのかばんが評価されること自体が、
人間の感情の総意なんですよね。
このあたり、
ビジネスをしているとどうしても忘れがちになります。
というのも、
ビジネスや投資って、
感情に任せて決定しちゃったことは
ほとんど失敗するからです。
きちんと論理的に考えて、
計算建ててやったほうが上手く行く確率は高くなります。
ただ、
それはそれでいいんですが、
実際にそのビジネスが「売れる」ためには
どうしても人間の感情を動かす必要があります。
そこを忘れてはいけませんね。
だから、
僕ももっと感情を揺さぶる感じで文章を書いたら、
いろいろビジネスとして美味しいのかもしれません。
そういう考えを持って、
今日もくそ真面目でつまらないメルマガを書き続けています。